大阪市天王寺区は、大阪市内ではキタとミナミに次ぐ規模の繁華街を有する街です。
そんな大阪市天王寺区の土地価格が、近年上昇傾向にあることをご存知でしょうか。
今回は、大阪市天王寺区の坪単価についてご紹介します。
大阪市天王寺区の坪単価
国土交通省が発表した2019年1月1日時点の大阪市天王寺区の公示地価平均は58万8,166円/㎡、坪単価は194万4,352円/坪でした。
この数字は、前年と比べると3.89%の上昇です。
大阪市天王寺区は市内有数の文教地区があり、またキタ・ミナミをはじめ多方面への交通アクセスの良さが強みです。
そして区の主要駅である天王寺駅の周辺は、隣接する大阪阿部野橋駅(阿倍野区)周辺とともに、冒頭で述べた繁華街が形成されています。
交通利便性の良さと生活利便性、そして子育てに向く環境があることが人口増加を後押しし、結果として大阪市天王寺区の地価や坪単価上昇につながったのでしょう。
大阪市天王寺区で2019年の坪単価が高い地域と住みやすさ
先ほどは大阪市天王寺区全体の地価と坪単価平均をご紹介しましたが、今度は区内でも特に坪単価が高いエリアから上位3ヶ所をピックアップし、その地域の住みやすさをご紹介します。
1位:大阪阿部野橋/天王寺(地価平均310万円/㎡、坪単価平均1,024万7,933円/坪、前年変動率6.9%上昇)
天王寺区内で今年最も土地価格が高い地域は、大阪阿部野橋・天王寺エリアです。
この地域は先ほど挙げた繁華街があるエリアで、天王寺駅は複数の路線が乗り入れるターミナル駅となっている点が特徴です。
都心部へのアクセスが良いことと、大型商業施設や公共施設が多いため、単身者からファミリーまで住みやすい環境です。
2位:谷町九丁目(地価平均92万5,000万円/㎡、坪単価平均305万7,851円/坪、前年変動率9.73%上昇)
2位の谷町九丁目は、地下鉄千日前線と谷町線が乗り入れる駅で、難波や梅田(東梅田)方面へのアクセスがしやすい点が特徴です。
また、天王寺区の文教地区である上本町エリアにも近いため、ファミリー世帯が暮らしやすい環境も整っています。
なお、地価平均と坪単価平均は区内2位ですが、変動率は大阪阿部野橋・天王寺エリアを抜いて堂々の1位です。
3位:大阪上本町(地価平均81万8,250万円/㎡、坪単価平均270万4,958円/坪、前年変動率7.89%上昇)
3位の大阪上本町は、先ほどから何度か挙げている文教地区にあたります。
そのため、学校や学習塾・予備校などが多い点が特徴です。
また大阪上本町駅は、天王寺区の中では天王寺駅に次ぐ規模の商圏やにぎわいもあるため、ファミリー層だけでなく単身者も暮らしやすいエリアとなっています。
まとめ
以上、大阪市天王寺区の2019年の土地価格と変動率、そして上位にランクインしたエリアの住みやすさについてご紹介しました。
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