毎年3月に国土交通省から発表される「公示地価」は不動産の価値を示すもので、適正な土地取引価格のひとつの指標となっています。
大阪市西区では公示地価が7年連続で上昇しており、2019年も前年比で10.55%も公示地価坪単価が上がっているのです。
併せて土地価格も上昇しているのですが、具体的にどのエリアが上昇しているのか紹介します。
坪単価が上昇しているのは大阪市西区のどのエリア?
大阪市西区では7年連続で坪単価が上昇しており、2019年は坪単価305万2,184円の平均金額となっています。
10年前の2009年の坪単価が211万8,347円でしたので、約44%も上昇しています。
その中でも、特に高い坪単価をつけているトップ3の1位は「四ツ橋」、2位は「本町」、3位は「肥後橋」の3つのエリアになります。
特に、四ツ橋は2019年の地価平均は1,710万4,132円と、その他のエリアの平均を大きく引き上げています。
<大阪市西区の2019年公示地価 上位3地点の坪単価平均および変動率>
1位:四ツ橋…1,710万4,132円/坪、前年比15.73%アップ
2位:本町…718万7,721円/坪、前年比13.90%アップ
3位:肥後橋…481万2,396円/坪、13.79%アップ
大阪市西区の坪単価平均を引き上げている四ツ橋エリア
四ツ橋エリアは心斎橋、アメリカ村、堀江などが徒歩で行ける距離にあり、少し離れているために静かで落ち着いたところです。
繁華街も近く、大型のスーパーも近くにあるのでお買い物で困ることはありません。
梅田や難波も地下鉄ですぐ近くなので、通勤・通学にも非常に便利な場所ですから、土地価格や坪単価が高いことも頷けますね。
少し足を延ばせば市立図書館や大きな公園などもあるので、子育て中の方にも四ツ橋エリアは大変おすすめのエリアです。
大阪市内でも継続的に人気があるところですから、不動産を購入した後に売却するとなっても非常に売りやすいため、資産価値を高く保てます。
坪単価の上昇が著しい大阪市西区の本町エリアと肥後橋エリア
路線価の上昇率が大阪市西区内で2位の「本町エリア」は本町駅を中心にしたところで、中央線、御堂筋線、四ツ橋線と3つの路線が交わっています。
すぐ近くにはバラ園やケヤキ並木が綺麗な靱(うつぼ)公園があり、大阪科学技術館なども隣接していて、休日に遊びに行くところも揃っています。
繁華街や商業施設も近くにあるので、お買い物にも困らない、とても住みやすい場所です。
肥後橋エリアは四ツ橋から北上した、堂島川のほとりにあります。
梅田駅まで5分程度、そのアクセスはもちろん通勤・通学に便利で、お買い物の便利さも言うまでもないでしょう。
土地価格が上昇して、坪単価が高いということは物件価格も高くなりがちですが、それだけ資産価値があるということです。
これらのエリアで不動産を購入しても、将来的に高く売却できる上に物件の価値の減少も最小限で留めることができ、住み替えなどもしやすいでしょう。
まとめ
大阪市西区の不動産の坪単価は2019年も上昇していて、中でも「四ツ橋」「本町」「肥後橋」の3つがTOP3となっています。
四ツ橋、本町、肥後橋ともに住みやすいながらも、お買い物や遊びに行くのも便利なところにあります。
資産価値としても高く保つことができるので、買った後の価値の減少も少なく、売却もしやすいです。
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